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長野県・東筑摩郡生坂村
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧平林家住宅(一星亭)南門長野県東筑摩郡生坂村5497
主屋南東隅から東に延びる間口四間の門塀。腕木で切妻造桟瓦葺屋根を支持する。中央西間を間口一・六メートルの門口としてケヤキ製の上質な板戸を開く。門口の両脇間は真壁漆喰塗で、上方に木瓜形の木枠に格子を組んだ窓を穿つ。瀟洒な趣を備えた門塀である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧平林家住宅(一星亭)物置長野県東筑摩郡生坂村5497
敷地東辺北端に南北棟で建つ木造平屋建、切妻造桟瓦葺。主屋に面する西面を吹放し、残る三面は外部を真壁土塗りとする。村道に面する東面の南寄りに出入口を設けて板戸両開きとし、物資搬出入を可能とする。往時の暮らしぶりを伝え、屋敷構えを形成する施設。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧平林家住宅(一星亭)南土蔵長野県東筑摩郡生坂村5497
主屋南西側に南北棟で建つ、土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺。外壁漆喰塗で、腰は木瓜形の縁取りの内方を黒漆喰塗とし、上部は軒裏まで塗込める。東面の戸口は鳥居形の扉枠を設け、対向面を海鼠壁で養生する。主屋とともに往時の屋敷構えを伝える幕末の土蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧平林家住宅(一星亭)西土蔵長野県東筑摩郡生坂村5497
主屋北背面で東土蔵と並び建つ。東西棟、土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺。外壁漆喰塗で軒裏まで塗込める。南面の中央と東端に戸口を設け、いずれも木瓜形の縁取りを施した土戸を片引に立てる。敷地内で最大の土蔵で、東土蔵とともに重厚な街路景観を形成する。