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長野県・北安曇郡小谷村
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))ロッジ欅旅館主屋長野県北安曇郡小谷村大字千国乙1576
桁行9間,梁間5間半,平入の民家で,小谷村で標準的な規模を持つ。茅葺,寄棟造で,大正12年の建設と伝え,昭和40年代からは民宿等として活用されている。内部は養蚕のために2階床が張られており,大正期の小谷村の暮らしを今日に伝える建造物である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))矢口家住宅主屋長野県北安曇郡小谷村大字千国乙3160
千国街道(塩の道)千国宿の中心地に在り,街道沿いに西面して建つ。代々大工を業とする家の住居で,寄棟造,茅葺,桁行7間半,梁間5間半とする。正面及び南面の2階を真壁造,他を下見板張としたハーフティンバー風の趣をもつ民家建築。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山田旅館薬師堂長野県北安曇郡小谷村大字中土18836
新館の東北方,浴室の北方の山際に南面して建つ。南北棟,入母屋造,もと茅葺,妻入で,方1間半程度の規模を有する。簡素な薬師堂であるが,病の療養にきた湯治客にとって祈願の施設が不可欠であったことを物語る建造物として貴重である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山田旅館新土蔵長野県北安曇郡小谷村大字中土18836
本館の東南方,道路から旅館にアプローチする入口際の石垣上に建つ。棟木墨書から建設年代と「大工棟梁 南小谷村 小倉朝治郎」らが判明している。現在は蔵前部が改造されて2階建となり「小谷温泉山田資料館」として公開されている。