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岐阜県・不破郡垂井町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))南宮大社斎館回廊岐阜県不破郡垂井町宮代字峰1734-1
南庭を囲う回廊は切妻造桟瓦葺の単廊。北棟南面西寄りと南棟西端を連絡する内向きの動線で、南庭の南西に矩折れに廻り、南庭側を吹き放つ。外壁の南面は真壁で漆喰仕上とし、西面は連子窓を開けて、腰と内法に長押を打ち、斎館の格式ある表構えを形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))南宮大社斎館御炊屋岐阜県不破郡垂井町宮代字峰1734-1
御炊屋は北棟の北東に渡廊下で接続する切妻造平入桟瓦葺の東西棟。間取りは南に廊下を通し、その北に同規模の部屋を東西に2室並べ、各室南半は板床、北半は土間の台所とし、北面に窓と戸口を開ける。披露宴に欠かせない炊事施設で、斎館北東の構えをつくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))南宮大社斎館南棟岐阜県不破郡垂井町宮代字峰1734-1
南棟は平屋建切妻造桟瓦葺の東西棟で北面東寄りを北へ延ばし北棟と接続。内部は中庭沿いに片廊下を廻らし、西から座敷2室、神職の潔斎用風呂、東端を管理人室、北に座敷2室を配す。座敷境の欄間は杉板に梅や竹などを透彫とし、婚礼の華やかさを演出する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))南宮大社斎館北棟岐阜県不破郡垂井町宮代字峰1734-1
境内東端に西面して建つ北棟は、二階建切妻造の東西棟で、正面に片流れの車寄を付す。内部は中廊下を通し、南に大広間、北に控の間を各二室一対で配す。二階西室は西に祭壇を設けた儀式殿の間で格天井を張り、祭壇廻りを錺金具で荘厳した華やかな婚礼施設。