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静岡県・静岡市駿河区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))安倍川橋静岡県静岡市葵区弥勒~駿河区手越
安倍川下流に架かる旧国道一号の道路橋。橋長四九一メートルの鋼製一三連桁橋で、ボーストリングトラス形式の橋として我が国最長を誇る。橋門構に付く半球形をあしらった橋名額が特徴的。自動車交通に対応した最初期の大規模橋梁で、東海道の近代化を物語る。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))丁子屋店舗静岡県静岡市駿河区丸子七丁目2578-1他
東海道に南面する丸子宿の老舗茶店。平屋建、寄棟造茅葺で正面に下屋を付し、背面に棟を直交して切妻造金属板葺の座敷棟が接続。近隣農家の部材を再用した主体部と、明治期の前身店舗座敷を資料室で繋ぎ一体として構成。広重作丸子宿の画から着想を得た建物。
国指定文化財(重要文化財)久能山東照宮 神饌所静岡県静岡市駿河区根古屋
久能山東照宮は、徳川家康を祀る霊廟として創建され、江戸前期に建てられた13棟の社殿が、重要文化財に指定されている。神饌所は正保4年(1647)の建築で、中心社殿手前の参道脇に建つ。
平面は、桁行5間、梁間3間、入母屋造、銅瓦葺で、内部は、神饌を調える2部屋を配し、渡廊で本殿前面の石の間に接続している。
久能山東照宮には、江戸前期に幕府によって建設された質の高い社殿群が保存されており、同時期に建てられた神饌所は、これらの社殿と一体となって境内を構成しており歴史的価値が高い。
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)片山廃寺跡静岡市駿河区大谷
S49-5-140片山廃寺跡.txt: 史跡片山廃寺跡から南へ約1キロ、有渡山の西麓にある窯跡(宮川窯跡)は、昭和46年の調査によって2基以上の登り窯と1基の平窯が検出された。
出土した瓦類は、いずれも史跡片山廃寺跡の創建期からそれ以降のものに該当し、この寺跡の所用瓦生産窯であることが明らかとなったので、これを追加指定する。
S40-5-053片山廃寺跡.txt: 南大門、金堂、講堂、僧坊や、廻廊、鐘楼の跡があり、寺域は方二町を推定される。塔跡はまだ明らかでないが、駿河国分寺跡かといわれている。