文化遺産オンライン

カテゴリで見る

静岡県・静岡市清水区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧石川家清水別邸(三樹庵)主屋静岡県静岡市清水区村松3238

旧石川家清水別邸(三樹庵)主屋

富士山を望む日本平東麓の農園に建つ別邸主屋。宝形造本瓦葺の接客部の南に寄棟造桟瓦葺の居住部、北に切妻造桟瓦葺の家政部を配す。接客部は太い柱を差物で固めた民家風、居住部は舟底天井など端正な数寄屋風とする。平面や意匠に変化のある上質な別邸建築。

国指定文化財(重要文化財)清水灯台静岡県静岡市清水区三保

清水灯台

駿河湾を望む三保半島の突端に位置する、明治45年建設の洋式灯台。明治中後期に、全国的な航路網が充実する中、清水港の修築工事と一連で計画、整備された、近代航路標識の展開を物語る灯台。設計施工は逓信省航路標識管理所で、我が国初の鉄筋コンクリート造灯台であり、現存最古級の鉄筋コンクリート造建造物としても貴重である。また、その八角形の平面形状は、大正期以降の鉄筋コンクリート造灯台の一つの規範となり、歴史的に重要である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧岩邊家住宅土蔵静岡県静岡市清水区蒲原新田一丁目2154-1

旧岩邊家住宅土蔵

離れの北側に連なって南北棟で建つ。寄棟造桟瓦葺の二階建。一階は土蔵造、外壁海鼠壁で、東面二箇所の倉庫出入口を黒漆喰塗とする。二階は下見板張で、離れとつながる座敷を設け、庭に面する東面を掃出し窓とする。独特な形式をもつ近代住宅の附属建物。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧岩邊家住宅離れ静岡県静岡市清水区蒲原新田一丁目2154-1

旧岩邊家住宅離れ

敷地中央西寄りに南北棟で建つ。寄棟造桟瓦葺の平屋建、東面北寄りに玄関を構え、外壁を真壁漆喰塗とする。内部は大振りの座敷飾を備えた一五畳の主座敷と八畳の次の間を南北に並べ、庭に面する南東二面に四尺幅の縁を廻す。開放的かつ瀟洒な意匠の離れ座敷。