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静岡県・浜松市東区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧鈴木家住宅弓道場的場静岡県浜松市中央区中郡町字万斛西980

旧家の屋敷に由来する公園内の弓道場の的場。射場と相対し矢道を介し南面して建つ。切妻造桟瓦葺で壁は真壁漆喰塗。南面東寄りを吹放ち、内部の安土に的を据える。西端は物置。簡素ながらも太い桁など力強いつくりで、矢場と呼応し戦前の弓道の隆盛を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧鈴木家住宅弓道場矢場静岡県浜松市中央区中郡町字万斛西980

旧家の屋敷に由来する公園内に残る弓道場の矢場。的場と相対して建つ切妻造桟瓦葺東西棟で、鉄板葺の下屋を廻らせる。内部は天井を高く張った射場を中心に、南・東を畳敷の小上がりとし、控席、審判席を配す。審判席東面には床を構えて格式を備えた矢場。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))高林家住宅外塀静岡県浜松市東区有玉南町字宮廻1646-1他

主屋等の宅地区画を囲んで屋敷林を区切る外塀。鉄筋コンクリート造、モルタル仕上げ、高さ約二メートル、控壁を内側に二メートル間隔で設ける。敷地東側延長五八メートルと、同西側延長四〇メートルから成る。旧家の広大な屋敷構えを形成する重要な工作物。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))高林家住宅内塀静岡県浜松市東区有玉南町字宮廻1646-3

主屋の玄関東脇から庭を囲む塀で、主屋のサンルームから見た庭の背景となる。一四代当主高林兵衛自ら考案したと伝わる山型に折れた桟瓦を葺き、コンクリート柱の板塀として全体に黒色塗りとする。特色ある意匠で、民藝運動に繋がる意匠の主屋に相応しい。