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静岡県・浜松市天竜区

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)光明山古墳静岡県浜松市

光明山古墳

5世紀中葉に天竜川(てんりゅうがわ)東岸の丘陵先端に築かれた墳長83mの前方後円墳。墳丘は2段築成(ちくせい)で葺石(ふきいし)と埴輪(はにわ)を持ち,特に後円部上段には基底部(きていぶ)から墳頂(ふんちょう)まで続く葺石の区画石列(くかくせきれつ)が良好に残る。古墳時代中期の古墳築造の在り方の転換を明瞭に示す事例として重要。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧気多村立勝坂小学校校舎静岡県浜松市天竜区春野町豊岡字キタノシマ240-3他

旧気多村立勝坂小学校校舎

外壁下見板張の校舎。当初から複式学級を想定し、一階に職員室と普通教室、二階に講堂兼特別教室を配す。柱の添柱や小屋の方杖、採光に配慮して広めた窓部や反射光を取り入れる中庇などに当時の学校建築の特徴を示す。山村風景に彩りを添える木造校舎。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧田代家住宅主屋静岡県浜松市天竜区二俣町鹿島489

旧田代家住宅主屋

天竜川畔の敷地中央に南面して建つ。木造二階建、切妻造の三面に下屋を廻らせ、軒は上下階とも出桁造とする。右土間形式で、六間取の中央列前面に式台を構える。二階は八畳主体の座敷に床などを備え、南面に開放的な縁を通す。舟運による繁栄を伝える大型民家。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))ヤマタケの蔵北の蔵静岡県浜松市天竜区二俣町二俣字中町1162-4

ヤマタケの蔵北の蔵

新蔵の北側に東西棟で建つ土蔵造二階建で、東端を落棟の平屋建とし、切妻造桟瓦葺である。主体部と平屋部の南面に戸口を開き、南西面に窓を穿つ。外壁は漆喰塗で鉢巻を廻らし、西妻面はモルタル塗の下屋を張出し、新蔵同様の外観として街路景観の調和を図る。