文化遺産オンライン

カテゴリで見る

静岡県・袋井市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧中村洋裁学院静岡県袋井市袋井260-1

旧中村洋裁学院

原野谷川沿いに南北棟で建つ。木造二階建、切妻造桟瓦葺で、棟端のフィニアルに校章を表す。外壁下見板張で妻にガラリを付け、軒天井を廻す。内部は上下階とも南半を広い一室の教室とし、北半に和室・洋室を配する。戦後復興期の各種学校校舎の特徴を示す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))可睡斎東司静岡県袋井市久能2915-1

可睡斎東司

約八メートル四方の規模をもつ東司で、南辺に小便器、北東面に大便器室を並べ、中央の壇上に烏枢沙摩明王を祀る。天井は周囲に吹寄せの格縁を廻らして内側に網代天井を張り、中央に天蓋風の飾りを設ける。欄間に組子細工を飾るなど、風雅な意匠を持つ東司。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))可睡斎瑞龍閣静岡県袋井市久能2915-1

可睡斎瑞龍閣

木造二階建、妻入り、入母屋造桟瓦葺で下屋を廻らし、正面に唐破風玄関を構える。一階は大振りな座敷飾を備えた六間取、二階は大広間の周囲に畳廊下を廻らし、各室ごとに異なる主題に因む欄間や絵襖で華やかに飾る。規模雄大で優美な内装をもつ迎賓施設。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))天竜浜名湖鉄道一宮川橋梁静岡県袋井市川会地先

天竜浜名湖鉄道一宮川橋梁

神田隧道の六〇〇〇メートル南東に位置する。橋長四〇メートル、単線仕様の鋼製単桁橋及びコンクリート造二連桁橋からなり、全体で緩やかな曲線を描く。橋脚は鉄筋コンクリート造。端部の上路式RC桁、河川上の下路式鋼製桁と、変化のある景観をつくる。