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静岡県・御前崎市

国指定文化財(重要文化財)御前埼灯台 旧官舎静岡県御前崎市御前崎字燈明一五八一番一

御前埼灯台 旧官舎

御前埼灯台は、駿河湾と遠州灘を隔てる御前崎の突端部に位置する。列強の要求に基づく灯台に引き続き、明治政府が推進した灯台建設の最初期に築かれた洋式灯台で、英国人技師ブラントンの指導により明治7年に初点灯した。灯台は二重円筒構造及び分銅筒を備え、回転式、一等レンズ設置の仕様で築かれた我が国最初期の煉瓦造灯台で、近代海上交通史上、価値が高い。灯台と共に建設された煉瓦造の旧官舎も併せて保存を図る。

国指定文化財(重要文化財)御前埼灯台 灯台静岡県御前崎市御前崎字燈明1581番1

御前埼灯台 灯台

御前埼灯台は、駿河湾と遠州灘を隔てる御前崎の突端部に位置する。列強の要求に基づく灯台に引き続き、明治政府が推進した灯台建設の最初期に築かれた洋式灯台で、英国人技師ブラントンの指導により明治7年に初点灯した。灯台は二重円筒構造及び分銅筒を備え、回転式、一等レンズ設置の仕様で築かれた我が国最初期の煉瓦造灯台で、近代海上交通史上、価値が高い。灯台と共に建設された煉瓦造の旧官舎も併せて保存を図る。

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)御前崎のウミガメ及びその産卵地御前崎市

御前崎のウミガメ及びその産卵地

S54-6-071[[御前崎]おまえざき]のウミガメおよびその産卵地.txt: 御前崎には、古くから「木附きの満船」とか「カメの枕の大漁」とかいうことわざがあり、カメは大漁の導師であり、豊漁の神様として、今もなお敬愛され、その産卵地約2キロは良く保存されている。
 ここで産卵するのはアカウミガメで、ここ4年間の調査結果によれば、年により変動はあるが、平均約100頭が6月から8月にかけ上陸していることが明らかとなった。
 産卵巣は、穴の深さ約50センチ、直径約17センチの円柱状で、通常100〜150個がうみ落とされ、卵は約60日程度で孵化する。
 この地域は、我が国の数少ないウミガメの産卵地として、また、その北限地として、学術上の価値は高い。

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)白羽の風蝕礫産地御前崎市白羽

白羽の風蝕礫産地

御前崎の西方にある海岸砂丘にして隆起海蝕臺地の上に存在し基盤を構成する礫層は諸種の岩石を含む。大小種々の礫は何れも夛少の風蝕を受けて稜角を具へたる獨特の形状を呈し所謂三稜石の形態を示すものも稀ならず甚しく研磨せられて石斧或は石鏃に類似する形となりたるものあり、本邦内地の海岸地域に於ける風蝕礫の産地として稀有の箇所なり。