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静岡県・賀茂郡松崎町

国指定文化財(重要文化財)旧岩科学校校舎静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442番地

旧岩科学校校舎

岩科学校は明治六年に創立され、校舎は明治十二年着工し十三年九月に竣工した。設計施工は土地の大工菊地丑太郎と高木久五郎で、工費は二千六百三十円余りであった。 この校舎は洋風建築の初期様式をしのばせる和風手法の多い遺例として注目される。 なお、二階和室には入江長八の漆喰鏝絵が残っている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))依田家住宅カマヤ静岡県賀茂郡松崎町大沢153

依田家住宅カマヤ

主屋の東方に位置する平屋建て,土蔵造の建築。屋根は,切妻造,桟瓦葺で,南妻を正面とする。腰壁の一部を下見板張とし,妻壁はなまこ壁で,煙出窓を設ける。主屋と別棟の釜屋を構えた古い時期の屋敷構えを伝えるものとして数少ない例。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))依田家住宅塀静岡県賀茂郡松崎町大沢153

依田家住宅塀

主屋の南面から西面にかけて矩折りに曲がる真壁造の土塀。総延長18間で,内側には2間毎に控え柱を立て,屋根は桟瓦葺とする。白漆喰塗りで,外側は腰下見板張とする。東南方に接続する板塀とともに棟の高さを変えながら塀が雁行型に連なる姿に特色がある。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))依田家住宅中門静岡県賀茂郡松崎町大沢153

依田家住宅中門

表門の北方約6メートルに位置して建つ瓦葺,切妻屋根の棟門。親柱間に両開きの板扉を構え,親柱の斜め後方に控柱を備える。左右に竪板張りの板塀が接続して主屋の前面を画しており,屋敷構えを構成する主要な要素となっている。