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愛知県・名古屋市千種区

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))交代寄合西高木家関係資料愛知県名古屋市千種区不老町

交代寄合西高木家関係資料

江戸幕府の旗本で在地に居住して参勤交代した、交代寄合の格式をもつ西高木家に伝来した資料群である。領地の美濃国時・多良郷における同家の支配や、旗本としての職務、特に美濃郡代とともに洪水が頻発する木曽三川の治水の任にあたった資料が豊富である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))名古屋大学豊田講堂愛知県名古屋市千種区仁座町1

名古屋大学豊田講堂

名古屋大学東山キャンパス内に、丘陵を背にして建つ。鉄筋コンクリート造3階地下1階建、前面に人工地盤に造られた広場を設置。コンクリート打放し仕上げを基本とし、右手にピロティ、左手に大規模なホールを配する。モダニズム建築の一つの到達点を示す作品。

国指定文化財(重要文化財)名古屋市東山植物園温室前館愛知県名古屋市千種区田代町字瓶杁1番41

名古屋市東山植物園温室前館

 名古屋市東山植物園温室前館は,園内の中核施設として市土木部建築課の設計により,昭和11年に建設された。
 平面は,中央ヤシ室,東翼のシダ室及び西翼の多肉植物室を東西の花卉室で繋ぎ,中央ヤシ室の正面中央に玄関を張り出している。
 構造は,基礎と腰の部分を鉄筋コンクリート造とし,アングル材を主とした鉄骨で架構をつくり,ガラスを張る。架構の主要部は全て電弧熔接により施工されている。
 名古屋市東山植物園温室前館は,我が国最初期の本格的な鉄骨造温室建築として重要であり,鉄とガラスによる建築物の造形的特質を良く示している。また,我が国最初期の全熔接建築物として建築技術史上,高い価値がある。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))愛知学院大学楠元学舎第1号館愛知県名古屋市千種区楠元町1-1

愛知学院大学楠元学舎第1号館

旧制愛知中学本館として建てられた。中央部は玄関ポーチを設け壁を立ち上げ正面性を強調し,左右に翼屋をのばす。スクラッチタイル貼りの外壁,1・2階を通した柱形,柱形頂部の庇状の装飾等に時代の特徴があらわれている。設計佐藤三郎,施工西村工務店。