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愛知県・岡崎市
国指定文化財(重要無形民俗文化財)瀧山寺鬼祭り愛知県岡崎市(おかざきし)滝町(たきちょう)

愛知県岡崎市の瀧山寺に伝承される鬼祭りで、正月の法会である修正会に行われる。鬼祭りは、その年の豊作を祈願する庭祭りと、災厄を祓う鬼の出る火祭りから主に構成される。庭祭りでは、十二人衆と呼ばれる一団が瀧山寺境内の舞台の上で、田打ちから田植えまでの稲作の作業を模擬的に演じ、豊作を祈願する。その後、鬼面と赤い装束をつけた3匹の鬼が現れ、火祭りとなる。
火祭りでは、若い衆が持つ松明が燃え盛るなか、鬼たちは、本堂の外陣と回廊を巡り、また、手に持った大きな鏡餅を振り動かし、五穀豊穣と天下泰平が祈願される。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))冨田家住宅土蔵愛知県岡崎市本宿町字南中町23

敷地南西の木南舎背面にある南北棟で、南の家財蔵と北の米蔵からなる。いずれも切妻造桟瓦葺で、鉢巻を廻す。家財蔵は東に、米蔵は北に戸口を開き、それぞれ戸前に下屋を付す。外壁は下見板張で、家財蔵2階は漆喰塗とする。屋敷構えの一角を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))冨田家住宅木南舎愛知県岡崎市本宿町字南中町23

旧東海道が縦貫する本宿町にある幕末まで陣屋代官を務めた医師の住宅。木南舎は代官屋敷の旧主屋で東面して建つ。切妻造の棟に越屋根を載せ、背面の屋根を下屋まで葺下ろし、四周に下屋を廻す。内部は北を土間、南を床上とする。代官屋敷の景観を今に伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))愛知県立岩津高等学校正門旧門柱(旧岩津町立愛知県岩津農商学校正門)愛知県岡崎市東蔵前町字馬場5

敷地南面に建つ。花崗岩製の主柱二本からなる。主柱は角柱で、柱身部は江戸切こぶ出し仕上げで、笠石を載せ、柱頂部に直径五四センチメートルの半球で飾る特徴的な意匠を持つ。移設されているが、地中に柱礎部も残り、当初の意匠をよく留める。