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愛知県・半田市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))間瀬家住宅(作右衛門屋敷)土蔵愛知県半田市亀崎町六丁目83-1他
主屋の西に廊下を介して接続する家財蔵。2階建切妻造桟瓦葺の東西棟で東を戸口とし、東妻に窓を1箇所開ける。外壁は軒まで塗込め、戸口に掛子塗扉を吊る。内部は各階1室の板敷で東南隅に階段を置く。窓少なく重厚な外観の土蔵で旧家の屋敷構えを形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))間瀬家住宅(作右衛門屋敷)主屋愛知県半田市亀崎町六丁目83-1他
師崎街道に面し、廻船問屋と材木商で栄えた商家の主屋。敷地中央に建つ二階建切妻造桟瓦葺の東西棟で西に落棟の座敷を接続。内部は東を玄関、床上に2列7室を並べ、南北に縁を付す。南西を主座敷とし、南縁の欄間を無双窓、戸袋を網代張など数寄屋風の意匠。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧中埜半六邸主屋愛知県半田市中村町一丁目7
半田運河沿いに位置し、醸造業などで栄えた商家の住宅。二階建切妻造桟瓦葺を主体部とし、西に座敷棟、南に便所棟、東に台所棟を附属した大規模なもの。主体部二階は南西に2室続きの座敷を配し、二畳床を構えるなど大胆な意匠とした上質な近代和風の住宅。
国指定文化財(重要文化財)小栗家住宅 表門愛知県半田市中村町1丁目19番地
半田市の中心部に位置する。近世から醸造業・肥料商で財を成した小栗三郎兵衛家が、幕末から明治にかけて整備した屋敷群。とくに隆盛を誇った明治前期に建てられた主屋は大規模で、豪壮かつ繊細な仕上げが為された梁組を持つ土間は見応えがある。また、主屋や隠宅の座敷や茶室は、数寄屋風意匠と、煎茶文化の影響とみられる中国風意匠を巧みに取り入れ、意匠的に優れている。広大な敷地には多数の付属建物が残り、 いずれも質が高い。半田の繁栄を物語る近代和風の豪邸として評価される。