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愛知県・安城市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))西心寺山門愛知県安城市川島町西屋敷16

西心寺山門

安城市東端の真宗寺院本堂の東正面に建つ四脚門。切妻造桟瓦葺、両脇に袖塀を設ける。主柱は円柱、控柱は几帳面取角柱、いずれも礎石、礎盤上に立つ。主柱に冠木を架け、虹梁で控柱と繋ぎ、三斗組。冠木を地紋彫とし、龍をはじめ随所に彫刻を飾る華麗な山門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))西心寺本堂愛知県安城市川島町西屋敷16

西心寺本堂

安城市東端に位置。桁行9間梁間7間、入母屋造桟瓦葺で向拝を付す。妻に鰭を波型とする懸魚を付す。内部は表側を外陣、中央を矢来内、奥を内陣及び余間とする真宗寺院本堂の典型。中規模だが用材を吟味し、特徴的な彫刻等、地域の岡田大工の遺構として重要。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))愛知県立安城農林高等学校正門門柱(旧愛知県立農林学校正門)愛知県安城市池浦町茶筅木1

愛知県立安城農林高等学校正門門柱(旧愛知県立農林学校正門)

敷地南面に建つ。石造の主柱と鉄筋コンクリート造モルタル仕上げの左脇柱一本からなる。柱頭部は丁寧に繰型を施しており、柱頂部にはかつて擬宝珠状の装飾があった。左脇柱は当初は木製であった。県内における最古の学校門柱として貴重。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))人面文壺形土器 愛知県亀塚遺跡出土愛知県安城市安城町城堀30

人面文壺形土器 愛知県亀塚遺跡出土

壺形土器の胴部に、細く鋭利な線刻で、人面を大きく描く。楕円形の細線で顔の輪郭を表現し、その中央に上下に通った鼻、また正面を見据えた眼を描く。これらは僻邪=魔除けの意味を持つ特殊な土器装飾と考えられている。弥生時代の習俗や精神活動を知るうえで貴重な資料。