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愛知県・安城市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧神谷家住宅主屋愛知県安城市野寺町野寺33-2
史跡本證寺境内の内堀南東に南面して建つ農家の主屋。西土間上部をつし二階とした切妻造桟瓦葺。床上は六間取とし、前列西端室を仏間、後列西に角座敷を延ばし、正背面に縁を通す。前列に三室配して上段の仏間に続くなど説法に対応した西三河平野部の民家。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))西心寺山門愛知県安城市川島町西屋敷16
安城市東端の真宗寺院本堂の東正面に建つ四脚門。切妻造桟瓦葺、両脇に袖塀を設ける。主柱は円柱、控柱は几帳面取角柱、いずれも礎石、礎盤上に立つ。主柱に冠木を架け、虹梁で控柱と繋ぎ、三斗組。冠木を地紋彫とし、龍をはじめ随所に彫刻を飾る華麗な山門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))西心寺本堂愛知県安城市川島町西屋敷16
安城市東端に位置。桁行9間梁間7間、入母屋造桟瓦葺で向拝を付す。妻に鰭を波型とする懸魚を付す。内部は表側を外陣、中央を矢来内、奥を内陣及び余間とする真宗寺院本堂の典型。中規模だが用材を吟味し、特徴的な彫刻等、地域の岡田大工の遺構として重要。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))愛知県立安城農林高等学校正門門柱(旧愛知県立農林学校正門)愛知県安城市池浦町茶筅木1
敷地南面に建つ。石造の主柱と鉄筋コンクリート造モルタル仕上げの左脇柱一本からなる。柱頭部は丁寧に繰型を施しており、柱頂部にはかつて擬宝珠状の装飾があった。左脇柱は当初は木製であった。県内における最古の学校門柱として貴重。