文化遺産オンライン

カテゴリで見る

愛知県・知多市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧中七木綿本店北蔵愛知県知多市岡田字開戸28

旧中七木綿本店北蔵

敷地の西端で南蔵の北に建つ。桁行九・一メートル、梁間五・五メートル、切妻造桟瓦葺で、正面に南蔵から一連に続く蔵前を付ける。内部は一・二階とも一室とし、北面に窓を開く。南蔵とともに重厚な外観を見せ、街路からの景観を形成する大型の蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧中七木綿本店作業所・寄宿舎愛知県知多市岡田字開戸28

旧中七木綿本店作業所・寄宿舎

主屋(旧事務所)の背後の敷地北側に建つ。平屋建の作業所と二階建の寄宿舎を東西に接続させる。作業所は、木綿製品を梱包する作業を行っていたが、黒漆喰塗の主屋と揃えた外観を持つ。寄宿舎は後に住居として転用されたが、二階には往時の姿をよく留める。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧中七木綿本店塀愛知県知多市岡田字開戸28-1

旧中七木綿本店塀

長屋門から敷地東面を画す。敷地の高低差に応じて、棟を三段に下げながら続く。下見板張の上部を漆喰塗とし、要所に格子窓を開く。切妻屋根上には屋号入りの鬼瓦を載せる。長屋門と一体となり、地域の歴史的景観を形成する塀である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧中七木綿本店長屋門愛知県知多市岡田字開戸28-1

旧中七木綿本店長屋門

敷地の南・東面を画す矩折れ平面の寄棟造桟瓦葺。東西棟は間口一九メートルでやや東寄りに門口を開き、両脇は納屋。南北棟は旧食事室や浴室、賄い部屋などを配し、社員の生活に必要な設備を備える。外壁は漆喰塗腰板張とし、重厚な表構えで街路景観に寄与する。