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愛知県・海部郡蟹江町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山口家住宅表門愛知県海部郡蟹江町城4-215
敷地南辺の東寄りに位置する。桁行三・八メートルの腕木門で、両脇に袖塀を付ける。中央に門口、東に潜りを開け、両開の板戸に吊り、軒を一軒疎垂木として、切妻造桟瓦葺の屋根をかける。両脇は腰板張の土壁とする。前庭の植栽とともに屋敷の表構えを整える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山口家住宅茶室愛知県海部郡蟹江町城4-215
主屋の西南に建ち、主屋広縁に接続する。切妻造桟瓦葺。四畳半切の茶室と水屋を南北に配し、東に六畳の小間や便所を配する。トコ柱に面皮付桜材、框や柱に磨き丸太など銘木を用いる。トコ脇に風炉先窓、北面に躙り口や大きな障子窓を設ける開放感ある茶室。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山口家住宅主屋愛知県海部郡蟹江町城4-215
敷地の中央東寄りに南面して建つ。桁行一四メートル梁間六・八メートル、入母屋造茅葺の上屋の四周に、桟瓦葺の下屋などを付設。東に土間、西に床上を配し、広間三間取型を基本に仏間等を張り出す平面とする。「四つ建」と呼ばれる尾張地方の伝統的な構造になる。