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愛知県・知多郡武豊町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中定商店昭三蔵愛知県知多郡武豊町字小迎51

中定商店昭三蔵

敷地南東隅に建つ平屋建、切妻造妻入の土蔵。もとは仕込、圧搾場として建てられたもので、大きな仕込桶を多数並べるために、小屋はキングポストトラスを用いて梁間約一一メートルの大スパンを飛ばす。窓は小庇を付けた高窓として、町の景観を特徴づける。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中定商店昭二蔵愛知県知多郡武豊町字小迎51

中定商店昭二蔵

敷地南寄りに建つ平屋建の土蔵。もとは仕込、圧搾場として建てられたもので、キングポストトラスを用いた洋小屋とする。外壁には黒色の簓子下見板を張り、開口には白漆喰で窓枠を打って、コントラストを付ける。醸造業で栄えた武豊の町並み景観に寄与する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中定商店大五蔵愛知県知多郡武豊町字小迎51

中定商店大五蔵

中定商店は、味噌・溜を専業とする醸造家。大五蔵は変形敷地にあわせた台形平面を持つ。もとは仕込蔵として建てられた。二階建ながら、二階は建ちが低く「二階麹」と呼ばれ、味噌玉に麹菌を繁殖させる部屋とする。黒色の壁面が特色ある景観を形成している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三井家住宅表門愛知県知多郡武豊町字上ケ2

三井家住宅表門

南土蔵の南に接続して、西を向いて開く門。間口一・八メートルの門口を持つ塀中門で、南脇には潜り戸を設ける。かつて三井家が祭礼用の山車を奉納したことから、この門前に山車を曳く慣わしがある。地域の伝統行事と一体となって、歴史的景観を形成している。