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愛知県・幡豆郡吉良町
国指定文化財(重要文化財)幡頭神社 境内社神明社本殿愛知県西尾市吉良町宮崎宮前
幡頭神社は三河湾を望む蛭子岬の突端 に位置する。本殿と境内社熊野社本殿、境内社神明社本殿の3棟が並び立つ。本殿は天正8年(1580)建立の三間社流造で、質実なつくりとし、雄健な曲線を用いた絵様を持ち、蟇股も素朴ながら優秀である。熊野社は寛永18年(1641)の建立で、入母屋造妻入の正面に庇を付す独特の形式を持つ。神明社は江戸前期の建立で、流見世棚造としては比較的規模が大きい。異なる形式の社殿が三棟並立する姿は、近世初頭以来の景観を伝え、歴史的価値が高い。
国指定文化財(重要文化財)幡頭神社 境内社熊野社本殿愛知県西尾市吉良町宮崎宮前
幡頭神社は三河湾を望む蛭子岬の突端 に位置する。本殿と境内社熊野社本殿、境内社神明社本殿の3棟が並び立つ。本殿は天正8年(1580)建立の三間社流造で、質実なつくりとし、雄健な曲線を用いた絵様を持ち、蟇股も素朴ながら優秀である。熊野社は寛永18年(1641)の建立で、入母屋造妻入の正面に庇を付す独特の形式を持つ。神明社は江戸前期の建立で、流見世棚造としては比較的規模が大きい。異なる形式の社殿が三棟並立する姿は、近世初頭以来の景観を伝え、歴史的価値が高い。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))徳雲寺弁天堂愛知県西尾市吉良町吉田八ツ田45
本堂東方の基壇上に南面して構え、池の端に建つ。屋根は妻入で、正面入母屋造、背面切妻造とする。規模は正面一間、背側面二間で、奥に仏壇を構えて弁財天を祀る。外壁は下見板張とし正面のみ簓子を付ける。小規模な堂ながら気品を備え、篤い信仰を窺わせる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))徳雲寺本堂愛知県西尾市吉良町吉田伝蔵荒子19
布施行者で知られる尼僧颯田本真が開いた、三河湾干拓地に寺地を構える浄土宗寺院。本堂は東面して建ち、北に玄関棟を付す。正面三間側面八間の奥行の深い寄棟造妻入の堂で、四天柱のほかは角柱を用いる。装飾を抑えた素朴な外観で念仏道場の趣を伝える。