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愛知県・北設楽郡設楽町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))設楽町立田峯小学校特別教室棟愛知県北設楽郡設楽町田峯字下畑14他
普通教室棟の西昇降口から渡廊下を介して建つ。木造平屋建で東面し、外壁は普通教室棟と同様の下見板張とする。現在は図工美術室や理科室を配するが、もとは畳敷の裁縫室などであった。普通教室棟とともに、昭和初期における山村の小学校の情景を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))設楽町立田峯小学校普通教室棟愛知県北設楽郡設楽町田峯字下畑14他
山間部の田峯集落の校地に南面して建つ。桁行六五メートルに及ぶ、平屋建で片廊下式の木造校舎である。外壁は下見板張で正面中央に切妻造の玄関を構える。今なお現役使用の木造校舎であるとともに、集落内の地域活動の拠点としても活用され、親しまれている。
国指定文化財(重要無形民俗文化財)三河の田楽
三河・信州・遠州の山間には、観音堂や阿弥陀堂、薬師堂などの春おこないとして田遊びや田楽躍、それに翁その他の仮面の舞、神楽風の舞など中世芸能の面影をとどめた諸芸競演の姿を今に伝えているところがある。三河三田楽と称されている田峯、鳳来寺、黒沢のそれは、伝承内容が豊富で芸能史的評価の高いものであるが、三者近隣の三田楽であり、目下それぞれの保存会が歩調を合わせ協力し、保存継承に当ろうとしている。
田峯田楽は昼田楽・夜田楽・朝田楽の三部構成で演じられているが、当地方代表田楽として早くから注目されていたものである。鳳来寺のは古刹に伝承されたものとして世に知られ、黒沢のは標高四、五百メートルの山腹に点在する数戸だけで伝承してきており、田遊びの次第に特色を見せている。
国指定文化財(重要有形民俗文化財)津具の山樵用具および加工品北設楽郡設楽町津具字見出原33番地22
この資料は、愛知県東北部山村の山樵用具を収集・整理したものである。杣関係用具、製材関係用具、木地師関係用具、仕事着その他からなり、さらにロクロを使って製作された製品41点も収集されている。