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三重県・津市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉田医院門三重県津市白塚町字南新畑4998-2

旧吉田医院門

旧道に面して立つ医院正門。間口二・一メートル、高さ二・四メートルの一対の石柱を構え、間に鉄製アーチを架ける。石柱は江戸切仕上で柱頭を扁平な四角錐とし、アーチは渦巻き飾りを付けて中央に突針を立てる。洋風医院の表構えとして通り沿いの景観を造る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉田医院入院棟三重県津市白塚町字南新畑4998-2

旧吉田医院入院棟

敷地の奥に位置し主屋と廊下で接続する。南北棟の平屋建寄棟造桟瓦葺で外壁は下見板張。内部は片廊下平面で入院室三室と、北端にお手伝い室を配する。入院室は引違ガラス戸の窓と押入を備える簡素なつくり。歴史的景観を構成する地域医院の要素として重要。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉田医院主屋三重県津市白塚町字南新畑4998-2

旧吉田医院主屋

伊勢湾西岸の漁村に所在する医院。桟瓦葺の玄関棟、診療棟、居住棟で構成。診療棟は平屋建半切妻造。下見板張の上部をドイツ壁とし矩形窓を並べ、内部は診療室やレントゲン室を配す。居住棟は二階建入母屋造で各階とも田の字形で四室とる。洋風医院の典型。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧倭村役場(ハッレ倭)三重県津市白山町中ノ村字古町138-4

旧倭村役場(ハッレ倭)

初瀬街道に北面する旧村役場。木造二階建、寄棟造桟瓦葺。下見板張に矩形窓を並べた簡明な外観だが切妻起り屋根の車寄は拝みに懸魚を付す。玄関からカウンター越しに広い事務室と奥に村長室、玄関西脇に応接室等。二階は一室の議場。山間部の素朴な洋風役場。