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三重県・四日市市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))於茂千也函(伊藤家住宅土蔵)三重県四日市市富田一丁目983-1

於茂千也函(伊藤家住宅土蔵)

旧富田町に所在し、個人が収集した郷土玩具を収納・展示する蔵。土蔵造平屋建、切妻造桟瓦葺で南に葺降ろして戸前とする。壁は漆喰塗で腰は海鼠壁。東半を土間、西半を床上2室とし、数寄屋風天井の次の間、書院付の奥座敷とする。趣味人の数寄屋風座敷蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))服部家住宅表門三重県四日市市小杉町字井塚604

服部家住宅表門

敷地北面の道路沿いに建つ。やや建ちの高い切妻造桟瓦葺の四脚門で、中央の門口に引分け格子戸を備える。壁は大津壁風の卵黄色仕上で、腰に幅広の杉一枚板を張る。門口の垂壁上部見切に梁状の曲り材、欄間に埋もれ木を用いるなど細部に凝った造作をもつ。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))服部家住宅土蔵三重県四日市市小杉町字井塚604他

服部家住宅土蔵

敷地西北隅に建つ家財蔵。渡廊下で主屋と接続する。土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺で南面西寄りの下屋を蔵前とし、金庫用の扉口を備える。伝統形式を踏襲しつつ、外壁モルタルの洗出しや刷毛引きの仕上、小屋組の火打付トラスなど要所に近代的技法を取り入れる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))服部家住宅納屋三重県四日市市小杉町字井塚604他

服部家住宅納屋

主屋の前方、表門の東側に建つ。西半は書生室の計画だったが一室土間の納屋として完成した。桁行三間梁間二間、入母屋造桟瓦葺の平屋建で、外壁は腰高の杉皮張とし、東面の出入口に銅板葺庇を付し、西面窓を出窓とするなど、主屋と調和する丁寧な造作をもつ。