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三重県・伊勢市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))星出館塀三重県伊勢市河崎二丁目156-3

星出館塀

主屋の西正面の南端に設けた塀。玄関南から敷地西辺を延びて、南西角で折れて主屋に取付く。自然石の基礎に節付丸太柱を立て、地長押で固め、漆喰壁に櫛形下地窓を開き、腰は竪板張とする。屋根は桟瓦葺、杉丸太の疎垂木の軒で、和風旅館の外観を整える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))星出館主屋三重県伊勢市河崎二丁目156-3

星出館主屋

勢田川水運で栄えた河崎の八間道路に西面する二階建旅館。入母屋造桟瓦葺の大屋根の下に庇を付し、斜行する道路に対して正面が雁行し、唐破風玄関を設けて賑やかな外観とする。客室は各々意匠を凝らし、中庭を跨ぐ二階橋を備える。近代の伊勢詣を伝える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧山田郵便局電話分室三重県伊勢市本町96-5

旧山田郵便局電話分室

伊勢神宮外宮の北側にある旧電話局。煉瓦造平屋建、コ字形平面で、赤色の桟瓦葺屋根に独特な形状の破風や窓を付す。白色の大壁造で縦長窓を並べ、窓の側壁を曲面に納める。逓信省技師・吉田鉄郎の最初期の設計作品で、現存唯一の煉瓦造電話局舎としても貴重。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小西萬金丹本舗外蔵三重県伊勢市八日市場町7

小西萬金丹本舗外蔵

店舗兼主屋の北東方に南北棟で建ち、土蔵造二階建、切妻造本瓦葺である。南正面を戸口として土戸を開き、桟瓦葺の下屋を設ける。外壁は頂部に鉢巻を廻らして簓子下見板を張る。二階は換気窓のみ設ける。着物などを納めていた家財蔵で、商家の屋敷構えを創る。