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三重県・尾鷲市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))見世土井家住宅北通用門及び土塀三重県尾鷲市朝日町79-2
敷地北辺に東西棟で建つ、間口一・八メートルの腕木門で、背面に控えの斜材を立てる。切妻造桟瓦葺、屋根付の両袖塀付で西側には潜戸が付く。通用門の東側には土塀が設けられ、花崗岩の石積、屋根は桟瓦葺とする。敷地北辺の伝統的な街路景観を構成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))見世土井家住宅正門及び塀三重県尾鷲市朝日町72他
旧街道に面する敷地東辺の南側に正門、旧街道から派生する北側道路に通用門を開き、東辺、南辺、西辺の南側、北辺の東側に塀を廻らせる。塀外観は、主屋洋館部分と同様の色モルタル塗粗面仕上げで、門柱と正門廻りの塀下部をスクラッチタイル貼とする。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))見世土井家住宅井戸屋形三重県尾鷲市朝日町72
主主屋の北側、土間台所の勝手口を出た正面に東西棟で建つ。桁行三・七メートル梁間二・七メートル、木造平屋建、切妻造桟瓦葺。上屋は柱を四方転びに立て、西側のみ北通用門等からの目隠しの外壁板張とし、三方吹放しとする。内部に井戸と外流しを配置する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))見世土井家住宅外便所三重県尾鷲市朝日町72
主屋の北西側、本蔵と米蔵の間に南北棟で建つ。桁行五・六メートル梁間一・四メートル、木造平屋建、切妻造桟瓦葺。東側からを戸口とし、西側には大和張の板塀を設け、北通用門等からの目隠しとする。もとは使用人専用便所と漬物保管場所として使用された。