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三重県・伊賀市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))星家住宅主屋三重県伊賀市上野小玉町3081-1

星家住宅主屋

上野旧城下町の中心部の辻角に建つ町家。つし二階建入母屋造妻入桟瓦葺。一階は出隅に格子を廻らし、二階は真壁で格子窓を開ける。内部は南西を玄関土間とした東西棟で床上に二列六室を配し、南東を床構え付き座敷とする。角地の入母屋造屋根が目を惹く町家。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伊賀鉄道小田拱橋三重県伊賀市小田町字山之下1187-3地先

伊賀鉄道小田拱橋

小田暗渠の約二五〇メートル南方に位置する橋梁で、下部は延長八・九メートル、幅員約三メートルの煉瓦造隧道。坑門は切石積でアーチ部のみ四列の煉瓦積で構成し、坑口の頂部に花崗岩を要石状にはめる。現在も生活道路として市民に親しまれている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伊賀鉄道小田第二暗渠三重県伊賀市小田町字山之下1187-5地先

伊賀鉄道小田第二暗渠

伊賀上野駅南西の田園地帯にある延長八・〇メートル、幅と高さが一・八メートルの暗渠。石積の橋脚に、軌道を支える桁石として、約一尺角の花崗岩を二三本並べた珍しい構造形式をとる。現在でも市道として利用されている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伊賀鉄道桑町跨線橋三重県伊賀市上野桑町1738地先

伊賀鉄道桑町跨線橋

伊賀鉄道の桑町駅近くに築かれる橋長一三・四メートルの煉瓦造単アーチ橋。アーチは煉瓦四枚積とし、単線の鉄道に架かる。欄干は十字形の開口を設け、足元の蛇腹は煉瓦を斜めに並べて帯状の突起とするなど、精緻な意匠が特徴的である。