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三重県・伊賀市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伊賀鉄道小田拱橋三重県伊賀市小田町字山之下1187-3地先

伊賀鉄道小田拱橋

小田暗渠の約二五〇メートル南方に位置する橋梁で、下部は延長八・九メートル、幅員約三メートルの煉瓦造隧道。坑門は切石積でアーチ部のみ四列の煉瓦積で構成し、坑口の頂部に花崗岩を要石状にはめる。現在も生活道路として市民に親しまれている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伊賀鉄道小田第二暗渠三重県伊賀市小田町字山之下1187-5地先

伊賀鉄道小田第二暗渠

伊賀上野駅南西の田園地帯にある延長八・〇メートル、幅と高さが一・八メートルの暗渠。石積の橋脚に、軌道を支える桁石として、約一尺角の花崗岩を二三本並べた珍しい構造形式をとる。現在でも市道として利用されている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伊賀鉄道桑町跨線橋三重県伊賀市上野桑町1738地先

伊賀鉄道桑町跨線橋

伊賀鉄道の桑町駅近くに築かれる橋長一三・四メートルの煉瓦造単アーチ橋。アーチは煉瓦四枚積とし、単線の鉄道に架かる。欄干は十字形の開口を設け、足元の蛇腹は煉瓦を斜めに並べて帯状の突起とするなど、精緻な意匠が特徴的である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伊賀鉄道上野市駅舎三重県伊賀市上野丸之内62

伊賀鉄道上野市駅舎

伊賀軌道の開業に伴い建設された三階建の駅舎。洋風の腰折屋根を十字方向に重ね、二階に縦長窓を並べた特徴的な外観を持つ。外壁はモルタル塗で、腰を人造石洗出し仕上とした質実なつくり。市街地のランドマーク的存在として広く親しまれている。