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三重県・北牟婁郡紀北町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長井家住宅(梅屋)内門、内塀及び通用門三重県北牟婁郡紀北町東長島字呼崎2495-3他
主庭の東を限る内塀である。主屋東面の座敷北から東へ延び、北半は竪板張に板欄間を設け銅板葺、南半は竪板張に格子窓を開き桟瓦葺とする。北辺の内門は屋根を切上げ、板扉の両開きとする。南辺の通用門は格子付板戸の引違である。主庭の景観を整える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長井家住宅(梅屋)外塀及び通用門三重県北牟婁郡紀北町東長島字呼崎2495-1他
敷地北辺を限る塀と門で、女中部屋の東妻から東へ延びて通用門部を凹ませ、南へ折れて東蔵の北西角に取付く。コンクリート布基礎上に切石を据えて柱を立てる。桟瓦葺屋根は腕木で受ける。通用門は格子戸引違で表裏に板庇をつける。端正な景観を演出する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長井家住宅(梅屋)正門及び石積三重県北牟婁郡紀北町東長島字呼崎2518他
正門は東蔵の南で東側道路に開く。道路から三メートル程引いて間口三・六メートルに高さ二・一メートルの鉄筋コンクリート造角柱一対を立て両開き門扉を吊る。正門から南北に延びる石積は上部を生垣とする。大振りの石を野面積とし、豪壮な景観を演出する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長井家住宅(梅屋)稲荷社三重県北牟婁郡紀北町東長島字呼崎2495-1
南蔵の西に南面して建つ屋敷社である。覆屋はコンクリート基礎に建つ切妻造桟瓦葺の妻入で、正面に上部格子の板扉を両開きに吊り込む。背面壁下部には狐が通う孔を穿つ。内部の祠は一間社流見世棚造で屋根は流し板葺である。敷地南方のアクセントとなる。