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滋賀県・長浜市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))赤田家住宅正門滋賀県長浜市太田町字中屋敷133-1
主屋正面に位置し、南面して建つ薬医門。切妻造茅葺で両脇に桟瓦葺の袖塀を付し、東に潜戸を設ける。主柱間の冠木上に架けた梁の鼻先で軒桁を支持し、丸太の垂木を架ける。内部は天井を張り、門口に両開板扉を吊る。茅葺屋根が地域の歴史的景観をつくる正門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))赤田家住宅物置滋賀県長浜市太田町133
主屋の南西に位置する物置。平屋建切妻造の東西棟で屋根桟瓦葺とし、外壁は上部を荒壁仕上で鉄板を張り、腰は下見板張とする。内部は東西二室の土間で上部に小屋組を現し、西妻と北面東寄りに戸口を開け板戸を建てる。正門と並び屋敷の表構えをつくる物置。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))赤田家住宅土蔵滋賀県長浜市太田町133
主屋の北西に位置する家財蔵。花崗岩基礎に建つ土蔵造二階建切妻造妻入で東面の戸口に下屋を付し、屋根は置屋根形式の桟瓦葺。外壁は漆喰塗仕上で腰はモルタル洗出仕上とする。内部は各階板敷で、小屋には曲がり材の梁を用いる。屋敷北西の景観をつくる土蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))赤田家住宅離れ座敷滋賀県長浜市太田町133
主屋の南東に位置し西面して建つ離れ座敷。二階建切妻造平入桟瓦葺で、周囲に下屋を廻らす。内部は北西の踏込土間から東の続き間座敷へ至り、南西に三畳の書斎を配し、西面に円窓を開ける。皮付アカマツの床柱やクロガキの框など材料を吟味した上質な座敷。