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滋賀県・栗東市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))身延山久遠寺思親閣仁王門山梨県南巨摩郡身延町身延4222
奥之院にある三間一戸八脚門。切妻造瓦棒銅板葺、両端部の前方は土間、後方は板床に壇を設けて仁王像を安置する。軸部は内法虹梁・頭貫で固める。軒廻りは出組に中備蟇股と支輪を付け、妻飾は二重虹梁である。充実した意匠で格調ある表構えをかたちづくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))身延山久遠寺瑞門山梨県南巨摩郡身延町身延3620
三昧堂の南東方を区切る一間一戸薬医門。切妻造桟瓦葺で、袖塀を左右に延ばす。親柱と控柱を貫で固め、台輪上に大斗舟肘木で軒桁を受け、親柱と控柱の中間に棟木を通す。柱から組物まで木太くつくり、三昧堂の表構えを重厚に固める。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))猪飼家住宅長屋門塀滋賀県栗東市手原四丁目1114
長屋門の北東隅から東にのびて敷地を画す塀。延長九・一メートル、切妻造桟瓦葺で、東寄りの潜りに板戸を片開きとする。切石積基礎に布石を伏せて柱を立て、腕木で軒を受ける。壁は外部漆喰塗で腰を竪板張とする。長屋門とともに街道筋の表構えを形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))猪飼家住宅長屋門・看板所滋賀県栗東市手原四丁目1114
東海道に北面する入母屋造の長屋門。中央の門口に重厚な扉を開く。西側の室の東面を式台として虹梁を架ける特異な形式をもち、東側は床付の十畳とする。外観は漆喰塗と簓子下見板張で与力窓を設ける。代官所の風格を備えつつ、看板所が薬種業の名残を伝える。