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京都府・京都市中京区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡墨光堂奥蔵京都府京都市中京区富小路通三条上る福長町113
主屋の東に建つ家財蔵。土蔵造2階建切妻造平入本瓦葺で、西面を戸口とし下屋を付す。各階一室の板敷とし、南辺に階段を設け、小屋組は束立の和小屋。外壁は漆喰塗仕上とし、腰は竪板張。一階西面の窓と戸口に掛子塗扉を吊り、外観重厚で丁寧なつくりの土蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡墨光堂表蔵京都府京都市中京区富小路通三条上る福長町113
主屋の北、通りに面して建ち、表具などを仮置する土蔵。土蔵造2階建切妻造妻入本瓦葺。外壁は漆喰塗仕上で腰に竪板を高く張り、西面南寄りに窓を開ける。南面戸口に厚い鉄扉を吊り、職場と接続する。軒に鉢巻を廻らした重厚な外観が通りの歴史的景観を形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡墨光堂職場京都府京都市中京区富小路通三条上る福長町113
主屋居室棟の北に建ち表装などを行う作業場。2階建鉄筋コンクリート造切妻造鉄板葺の東西棟で、西端部は平面撥形とし、表の蔵に接続する。一階は二室、二階は一室の板敷で、小屋組は木造のキングポスト・トラス。鉄扉を吊った窓が並ぶ厳重なつくりの作業場。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡墨光堂主屋京都府京都市中京区富小路通三条上る福長町113
富小路通に西面して建つ表具業の主屋。表屋造とし、2階建切妻造平入桟瓦葺の事務所棟の東に居室棟を配し、渡廊下で接続する。事務所棟には残月床の座敷やマントルピースを備えた洋室など、上質な客間を配す。通りに面した大きな虫籠窓が時代相を示す町家。