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京都府・京都市東山区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))東福寺通霄門京都府京都市東山区本町十五丁目778

東福寺通霄門

通天橋と本堂の間の南寄りに開く切妻造本瓦葺の門。四隅の角柱と頭貫を鉄筋コンクリート造とし、頭貫から上部を木造とする混構造。組物は三斗を組み、虹梁上の大瓶束に蟇股風の笈形を付す。軒は一軒繁垂木。南歩廊と一体となり、雄大な伽藍景観をつくる門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))東福寺通天橋南歩廊京都府京都市東山区本町十五丁目778

東福寺通天橋南歩廊

通天橋と本堂を結び、直線状に延びる歩廊。梁間一間の切妻造本瓦葺で、通霄門を挟んで本堂基壇に接続し、西面北寄りで唐門まで突出する。腰貫を通した円柱上に直接梁を架け、束で棟木を支えた簡明な構造。長大な歩廊の列柱が、壮大な伽藍の景観をつくる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))東福寺通天橋北歩廊京都府京都市東山区本町十五丁目778

東福寺通天橋北歩廊

通天橋とその北東高台にある塔頭常楽庵を結ぶ登廊。梁間一間切妻造本瓦葺及び桟瓦葺で、北東に向かって2箇所で折曲がり、地形に沿って屋根に傾斜をつける。柱頂部に直接梁を架けた簡明な構造で、傾斜を軽快に登る列柱が、境内に立体感ある景観をつくる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))東福寺通天橋京都府京都市東山区本町十五丁目778

東福寺通天橋

稲荷山から流れる三ノ川に架かる橋。鉄筋コンクリート造橋脚を懸造状に構築し、上部を木造切妻造本瓦葺の歩廊とする。西面中央を突出させて、西方の景色を望む視点場とし、飛貫上には優美な蟇股を飾る。木柄の細い列柱が、谷を渡る歩廊の軽快さを演出する。