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京都府・京都市西京区
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)樫原廃寺跡京都市西京区
H10-07-064[[樫原廃寺跡]かたぎはらはいじあと].txt: 樫原廃寺跡は、京都市西南部の長岡丘陵東麓に位置する。昭和42年の調査で回廊、中門、築地塀跡とともに、白鳳時代に建立されたと考えられる、国内では発見例のきわめて少ない八角形塔跡が検出され、建築史上重要な寺院跡として昭和46年に史跡に指定された。
平成9年になって、指定地域の北方で民間の宅地開発に伴う発掘調査が実施され、これによって寺域北辺を画する回廊跡と掘立柱建物3棟が検出され、続いて実施された確認調査では、塔の北側に建物基壇が検出された。
これらの調査により、これまで明らかでなかった寺域の北辺と伽藍の一部が明らかとなったため、これらの地域を含む一帯を史跡に追加指定し、保存の万全を図ろうとするものである。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山口家住宅長屋門京都府京都市西京区山田上ノ町26
入母屋造,茅葺の大型の長屋門で,東面する。背面北半部と北側面に桟瓦葺の庇が張り出す。入口に両開きの板扉と脇戸を設け,右手外壁面に横連子窓を構える。旧家の表門としての豪壮で風格のある構えを良く伝えており,歴史的な街路景観を引き立たせている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山口家住宅座敷棟京都府京都市西京区山田上ノ町26
主屋の式台の間の上手に接続し,主屋との間に中庭を挟んで座敷,仏間,次の間,茶室などを配す。大正から昭和初期の和風書院建築で,昭和40年頃に現在地に移築したものである。良質で洗練された意匠を持ち,主屋とも調和して一体の趣をもつ。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山口家住宅主屋京都府京都市西京区山田上ノ町26
代々庄屋を営んでいた旧家の主屋。つし二階建て,切妻造の中央部の周囲に庇を廻した形式で,桟瓦葺とする。囲炉裏や竈が残る広い土間に沿って一列に居室を並べる。最前の一室は土間から入る玄関の間とし,その上手に式台の間が張り出す。