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京都府・福知山市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧福知山信用金庫本店京都府福知山市字中ノ21
福知山城跡北西の市街地の角地に建つ旧銀行の店舗。二階建鉄筋コンクリート造で外壁モルタル塗仕上、腰は花崗岩切石貼。南西隅切部を中軸とする左右対称の簡明な立面構成で、出入口の庇や半円形窓台をアクセントとする。近代の福知山の繁栄を伝える銀行建築。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧片岡家住宅高塀京都府福知山市字下柳22-1他
主屋北に敷地北東隅まで通りに面して建ち、二階建離座敷の前庭と通りを区切る。長さ十一間、高さ三メートルで、壁は漆喰塗で腰を板張とし屋根は表は目板瓦葺。中央間に引違格子戸を建て出入口とし桟瓦葺の庇を架ける。北端間に埋込んだ地蔵堂が目を引く高塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧片岡家住宅西土蔵京都府福知山市字下柳15
二階建離座敷の西、敷地北西隅に建つ。南北棟の土蔵造三階建、切妻造桟瓦葺で南面に板敷の蔵前を設け、離れ座敷の廊下から繋がる。外壁は漆喰塗。二階建離座敷と一連で敷地地盤を約一メートル高め、かつ三階建とするなど、地域特有の水害に備えた特性を持つ。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧片岡家住宅南土蔵京都府福知山市字下柳15
主屋南に通りに面して建つ。土蔵造二階建、東西棟の切妻造桟瓦葺。北面主屋土間側に出入口を設ける。外壁は漆喰塗で腰を人造石洗出仕上とするが、東面は主屋北面の高塀意匠に合わせ、腰板張に付柱、目板瓦葺の水切庇を付し、通り側の景観に統一性を持たせる。