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京都府・宇治市
国指定文化財(登録有形民俗文化財)宇治茶の生産・販売用具宇治市折居台1-1
本件は、近世末期から昭和40年代まで使われていた宇治茶の生産と販売に関する用具の収集である。
生産用具は、茶農家や茶問屋が、茶樹を栽培して、茶摘み、茶蒸し、乾燥を行い、一次加工の荒茶に仕上げるまでの用具と、荒茶を選別し、製品に仕上げて出荷するまでの用具である。生産用具には、覆下栽培法と呼ばれる茶の栽培法に用いた用具や、「青製」や「宇治製」と呼ばれる茶葉の手揉み作業で用いた、宇治ならではの製茶用具が収集されている。一方、販売用具は、商売用具、計算・計量用具、印章などで、なかでも印章は、茶の銘柄を刻印した印判などが数多く収集されている。
国指定文化財(重要文化財)松殿山荘 大門京都府宇治市木幡南山18番地
松殿山荘は,宇治市東方の丘陵に所在する。この地を取得した高谷恒太郎が,茶道の普及を目的に,大正8年から昭和9年にかけて茶室を中心とする様々な建築群を整えた。
広大な敷地の中央に建つ本館は,庭園に面して大書院棟や中書院棟などを並べた大規模建築で,本館の周囲には大小の茶室群などを配置する。いずれの建物も,高谷の説く方円思想における象徴的図形である方形と円形を用いた独創的な意匠でまとめており,独自の茶の湯の空間を創出している。
松殿山荘は,極めて高い建築技術によって施主の思想が具現化され,独創的かつ優れた形式と意匠を実現した,類まれな近代和風建築である。書院式茶道の広間の振興と,茶室の改良と近代化を目指した遺構として,近代茶道史上,高い価値が認められる。
国指定文化財(重要文化財)松殿山荘 宝庫京都府宇治市木幡南山18番地
松殿山荘は,宇治市東方の丘陵に所在する。この地を取得した高谷恒太郎が,茶道の普及を目的に,大正8年から昭和9年にかけて茶室を中心とする様々な建築群を整えた。
広大な敷地の中央に建つ本館は,庭園に面して大書院棟や中書院棟などを並べた大規模建築で,本館の周囲には大小の茶室群などを配置する。いずれの建物も,高谷の説く方円思想における象徴的図形である方形と円形を用いた独創的な意匠でまとめており,独自の茶の湯の空間を創出している。
松殿山荘は,極めて高い建築技術によって施主の思想が具現化され,独創的かつ優れた形式と意匠を実現した,類まれな近代和風建築である。書院式茶道の広間の振興と,茶室の改良と近代化を目指した遺構として,近代茶道史上,高い価値が認められる。
国指定文化財(重要文化財)松殿山荘 修礼講堂及び事務所京都府宇治市木幡南山18番地
松殿山荘は,宇治市東方の丘陵に所在する。この地を取得した高谷恒太郎が,茶道の普及を目的に,大正8年から昭和9年にかけて茶室を中心とする様々な建築群を整えた。
広大な敷地の中央に建つ本館は,庭園に面して大書院棟や中書院棟などを並べた大規模建築で,本館の周囲には大小の茶室群などを配置する。いずれの建物も,高谷の説く方円思想における象徴的図形である方形と円形を用いた独創的な意匠でまとめており,独自の茶の湯の空間を創出している。
松殿山荘は,極めて高い建築技術によって施主の思想が具現化され,独創的かつ優れた形式と意匠を実現した,類まれな近代和風建築である。書院式茶道の広間の振興と,茶室の改良と近代化を目指した遺構として,近代茶道史上,高い価値が認められる。