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京都府・向日市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))向日庵(旧寿岳家住宅)門及び土留京都府向日市上植野町浄徳10-1

向日庵(旧寿岳家住宅)門及び土留

通りに北面する表門。鉄筋コンクリート造、高さ1・6メートルの門柱はモルタル塗仕上で、隅に緑色タイルを貼ってアクセントとし、西側門柱に照明と郵便受を組み込む。両脇に続く植木用土留は玉石で積み、門とともに昭和戦前開発の郊外住宅地の景観をつくる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))向日庵(旧寿岳家住宅)主屋京都府向日市上植野町浄徳10-1

向日庵(旧寿岳家住宅)主屋

阪急西向日駅の南東にある英文学者寿岳文章の住宅主屋。2階建で切妻屋根の勾配緩く、軽快な外観。玄関から中廊下で書庫付書斎へ至り南に和室3室を配す。各室には地窓と欄間を対で配するなど換気に配慮した住環境とし、学者らしく大規模な書庫を備えた主屋。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧上田家住宅中門及び塀京都府向日市鶏冠井町東井戸64-2

旧上田家住宅中門及び塀

主屋前庭の東西南三面を区切る塀と東面塀の北寄りに開く門。塀はモルタル洗出し仕上の布基礎上に建つ真壁造の腰縦板張で、桟瓦葺の屋根を載せる。門は間口1メートル、切妻造桟瓦葺の棟門で両開きの板扉を備える。主屋正面の構えを格調高く整える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧上田家住宅外蔵京都府向日市鶏冠井町東井戸64-2

旧上田家住宅外蔵

敷地東方に西面して建つ。土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺で南半を落棟の平屋建とし、西面に下屋を通して南端に角屋の小室を設ける。主体部は米蔵で上下階とも板敷とし、1階北半を壁トタン張とする。落棟は道具蔵で土間とする。農家の構成に欠かせない附属建物。