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京都府・向日市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧上田家住宅中門及び塀京都府向日市鶏冠井町東井戸64-2
主屋前庭の東西南三面を区切る塀と東面塀の北寄りに開く門。塀はモルタル洗出し仕上の布基礎上に建つ真壁造の腰縦板張で、桟瓦葺の屋根を載せる。門は間口1メートル、切妻造桟瓦葺の棟門で両開きの板扉を備える。主屋正面の構えを格調高く整える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧上田家住宅外蔵京都府向日市鶏冠井町東井戸64-2
敷地東方に西面して建つ。土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺で南半を落棟の平屋建とし、西面に下屋を通して南端に角屋の小室を設ける。主体部は米蔵で上下階とも板敷とし、1階北半を壁トタン張とする。落棟は道具蔵で土間とする。農家の構成に欠かせない附属建物。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧上田家住宅内蔵京都府向日市鶏冠井町東井戸64-2
離れの西側に並び、主屋背面に接続して建つ家財蔵。土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺で南面に戸口を設ける。外壁は漆喰塗で鉢巻三段を廻し、鉢巻下を縦板張で養生する。内部は上下階とも板敷、小屋は登梁である。敷地西北隅にあって集落の街路景観を形成している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧上田家住宅離れ京都府向日市鶏冠井町東井戸64-2
主屋背面に接続して建つ。入母屋造桟瓦葺の二階建、一階は続き間の座敷で南東二面に下屋を廻して縁を設ける。二階は8畳の居室と納戸を設ける。外壁は真壁造の漆喰塗、隣地に面する背面を縦板張とする。主屋とともに伝統的な屋敷構えの中心部を構成している。