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大阪府・大阪市天王寺区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))光聖寺山門大阪府大阪市天王寺区生玉寺町3-4
生玉寺町に位置する浄土宗寺院の山門。谷町筋に東面して建つ、一間一戸の薬医門で両脇に袖塀を延ばす。男梁鼻先に載せた大斗絵様肘木で軒桁を受け、軒は一軒繁垂木とする。妻飾は虹梁大瓶束笈形付。男梁、肘木、笈形などに精緻な彫刻を付し装飾華やかな山門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))四天王寺青龍亭大阪府大阪市天王寺区四天王寺一丁目
四天王寺本坊の庭園内に建つ独立した茶室。木造平家建、屋根は銅板葺で元は杉皮葺。内部は台形と正三角形の二席と、これらを繋ぐ水屋からなる斬新な平面で、各部意匠は侘びた風情を醸す草庵風だが、一方で開口部が大きくて明るく近代的な茶室である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))四天王寺本坊唐門大阪府大阪市天王寺区四天王寺一丁目
寺域北東部の本坊の南西に建つ正門。向唐門本瓦葺で元檜皮葺、格天井とし、桟唐戸、礎盤、粽柱など禅宗様を基調とする。徳川歴代将軍の霊牌を祀る五智光院の正門として建築、虹梁上の霊廟守護の雲竜彫刻、扉の三つ葉葵紋透彫り、錺金具を施すなど格式高い。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))四天王寺聖霊院唐門大阪府大阪市天王寺区四天王寺一丁目
寺域南東部に南面して建つ四脚門。切妻造で軒唐破風付、銅板葺は元は檜皮葺で、二軒繁垂木とする。桟唐戸、礎盤、粽柱など禅宗様の意匠と、蟇股等の精巧な彫刻で格式高く飾る。徳川家康を合祀した用明殿の正門として建築、本坊御成門を経て、現在地に至る。