文化遺産オンライン

カテゴリで見る

大阪府・大阪市阿倍野区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))日本基督教団南大阪教会塔大阪府大阪市阿倍野区阪南町一丁目30-2

日本基督教団南大阪教会塔

阿倍野に位置する教会の塔。設計は村野藤吾。鉄筋コンクリート造3階建で外壁モルタル塗仕上。方形平面で南面中央部の迫出に円と十字を組合わせた帯状透彫を付し、頂部に十字架を立てる。村野の処女作の一部で、鉄筋コンクリート造形への志向を示す貴重な塔。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))安倍晴明神社透塀大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町144

安倍晴明神社透塀

拝殿の背面から延び、本殿の四周を結界する木造銅板葺の透塀。面取角柱を腰長押と内法長押で固め、腰上は菱形断面の板連子、腰は縦板張とする。屋根は腕木を出して桁を通し、一軒疎垂木とする。良材を用いた精巧なつくりで、本殿周辺の景観を格調高く整える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))安倍晴明神社拝殿及び幣殿大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町144

安倍晴明神社拝殿及び幣殿

本殿前に西面して建つ。正面三間、側面三間、入母屋造銅板葺。三方に高欄付の縁を廻し、背面中央に奥行二間の幣殿を突出して本殿を臨む。内部は一室で左右奥に神饌所と祭器庫を設ける。本殿と調和した端正な復古的意匠で、落ち着いた社頭景観を形成している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))安倍晴明神社本殿大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町144

安倍晴明神社本殿

市南部の熊野街道沿いにある神社で、本殿は境内奥の切石積基壇上に西面して建つ。一間社流造銅板葺。大仏様木鼻や中世風蟇股を用いて細部を古式に飾る。身舎正面は柱筋内側に板扉を立てる。もと奈良県技師・吉田種次郎の設計による、技巧を凝らした近代社殿。