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大阪府・大阪市住吉区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))市川家住宅(旧亀岡家別荘)南中門大阪府大阪市住吉区帝塚山西四丁目84-1他
表門から主屋玄関への苑路南側に建ち、南庭の出入口となる鉄板葺の腕木門。左右に伏間瓦葺の袖塀を付す。柱や棟木、楣などに皮付丸太、正面桁になぐり仕上の面皮材を用い、両開板扉は桟唐戸風で上部に格狭間を飾る。苑路から来客を迎える軽快なつくりの門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))市川家住宅(旧亀岡家別荘)北中門及び待合大阪府大阪市住吉区帝塚山西四丁目84-1他
主屋玄関への苑路と北の中庭を画す北中門と待合。南面する北中門は柱や棟木、桁に出節丸太、冠木にサクラの皮付丸太、軒裏に杉皮を用い、門扉は格子戸で上部に格狭間を飾る。西脇に接続する待合も柱に出節丸太、両脇壁に下地窓を開くなど凝ったつくりとする。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))市川家住宅(旧亀岡家別荘)表門及び塀大阪府大阪市住吉区帝塚山西四丁目84-1他
敷地西、土蔵の南に建つ表門と塀。表門は通りから引込み東面する腕木門。屋根上部に目板瓦葺の高塀を付した特徴的な外観で、両開板扉の戸口前面に引違格子戸を建てる。両袖塀は銅板葺の庇を掛け北脇に通用門を開く。両脇前方に取付く塀とともに表構えを形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))市川家住宅(旧亀岡家別荘)土蔵大阪府大阪市住吉区帝塚山西四丁目84-1他
主屋の西に建つかつての家財蔵。二階建切妻造本瓦葺で、外壁は軒まで漆喰塗塗込とし、南面窓に塗込の鎧庇を付す。東面に蔵前を設け良材を用いた縁で主屋と接続。戸口は観音開きの鉄扉とし、楣に亀甲の家紋を付す。道路の突当たりに建ち、景観の要となる土蔵。