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大阪府・大阪市東住吉区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))針中野中野鍼裏門大阪府大阪市東住吉区針中野三丁目9他
敷地北辺東隅に北面して建ち、庭園に続く経路に開く門。表門に類似した特異な形式の一間一戸、脇戸付。屋根に銅瓦を用い、小壁に筬欄間、背面側天井を格天井とするなど相違点はあるが、表門に比肩する堂々としたつくりで、北東隅の敷地景観を引き締める。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))針中野中野鍼表門大阪府大阪市東住吉区針中野三丁目9他
旧応接処と文書蔵の間に南面して建つ。高塀に切妻屋根が突出したような特異な形式の一間一戸、脇戸付の門。親柱上に肘木を十字に組み、前後に延びる桁を載せて梁で繋ぐ。背面は屋根を葺下ろし、鏡天井を張る。歴史ある当院に相応しい堂々とした門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))針中野中野鍼物置蔵大阪府大阪市東住吉区針中野三丁目9他
文書蔵の東に東面して建つ。土蔵造二階建、東西棟の金属板葺で、外壁は漆喰塗で軒裏を壁面より張り出して塗込め、腰を竪板張とする。内部は上下階とも一室で、壁を漆喰で仕上げ、和小屋組とする。妻を見せる建物が並ぶ敷地南辺の景観に変化を加えている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))針中野中野鍼文書蔵大阪府大阪市東住吉区針中野三丁目9他
敷地南辺中央に北面して建つ。土蔵造桟瓦葺で、外壁は漆喰で軒裏まで塗込めて鉢巻一段を廻し、腰を竪板張とする。内部は一階を前後二室に分け、二階は一室とする。和小屋組とし、棟から桁にかけて野地板を流板に張る。表門回りの景観を重厚に演出する。