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大阪府・堺市北区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))筒井家住宅土塀大阪府堺市北区中百舌鳥町四丁535
東側庭園を囲う土塀。門長屋南辺西方より東に延びて南に折曲り、さらに東に延びて北折し土蔵北東に至る。東面中程に潜戸を開く。本瓦葺で、団子積、荒壁仕上の壁芯に、柱を立てて腕木を出し、出桁を渡して軒を支える。屋敷構成立時の敷地景観を今に伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))筒井家住宅土蔵大阪府堺市北区中百舌鳥町四丁535
主屋北側角屋に接続して建つ家財蔵。木造2階建、土蔵造本瓦葺で、南面東側に戸口を開く。外壁は漆喰塗で鉢巻四段を廻し、腰を縦板張とする。内部は板敷で壁を竪板張とし、登梁形式の小屋組に棟から桁まで野地板を流板に張る。敷地北辺の屋敷構を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))筒井家住宅門長屋大阪府堺市北区中百舌鳥町四丁535
敷地南西の敷地に沿って建つ。入母屋造本瓦葺で、南北棟の中央やや北寄りに一間の門と半間の脇戸を開き、北端は西、南端は東に矩折れた平面を成す。外壁は漆喰塗で、敷地外側は大壁造で軒裏まで塗込め、内側は真壁造とする。屋敷構成立の変遷を物語る建物。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))筒井家住宅茶室大阪府堺市北区中百舌鳥町四丁535
座敷棟の北東に接続して建つ。北面入母屋造、南面切妻造の桟瓦葺で、南面に銅板葺の落棟を付す。内部は北を三畳台目茶室、南を水屋とし、茶室西面南側を手前座、対角の東面北側を床とし、貴人口のみを開く。不整形な平面が変化に富む外観をつくる上質な茶席。