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大阪府・池田市

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))継色紙(あまつかぜ)大阪府池田市栄本町12-27

継色紙(あまつかぜ)

「古今和歌集」巻第十七に収める僧正遍昭の著名な和歌一首を散らし書きにした古筆切である。継色紙はもと万葉集・古今集などを書写した粘葉装冊子の断簡で、本幅は右に薄茶斐紙、左に同素紙を継ぎ、上句下句を左右に散らしている。筆者は小野道風と伝称される。しかし古体の仮名の書風は平安時代中期の書写と考えられ、平安時代の仮名書きの遺品の中で古体を存する優品として注目される。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))手鑑〈二十四葉/〉大阪府池田市栄本町12-27

手鑑〈二十四葉/〉

平安~鎌倉時代の作品。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))寛和二年六月九日内裏歌合大阪府池田市栄本町12-27

寛和二年六月九日内裏歌合

平安時代の作品。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))花鳥蒔絵螺鈿櫃大阪府池田市栄本町12-27

花鳥蒔絵螺鈿櫃

本櫃と同手法による蒔絵品として、ロンドンのV&A博物館所蔵の花弁蒔絵小箪笥、花鳥蒔絵飾盆や大英博物館蔵の花卉蒔絵小櫃、個人所蔵の住吉清水蒔絵西洋双六盤などがあり、本品は金製初期に来朝した西欧人の注文により外櫃と共に輸出向に製作されたと考えられる。この手のものとしては大作であり、外櫃が共に伝わることも珍しく、近世初期における西欧との交渉を物語る資料としても貴重である。