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大阪府・茨木市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))真宗大谷派茨木別院鐘楼大阪府茨木市別院町3-31

真宗大谷派茨木別院鐘楼

本堂南東側に位置し、花崗岩を精緻に積む基壇上に南北棟で建つ吹放ち形式の鐘楼で切妻造本瓦葺。軸部は石製礎盤に几帳面取角柱を立て、三斗を組む。妻飾は虹梁蟇股で、大梁端部が蟇股を貫いて波紋の木鼻となる独特な造形をもつ。街路からの景観に寄与する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))真宗大谷派茨木別院本堂大阪府茨木市別院町3-31

真宗大谷派茨木別院本堂

市街地の境内に東面し、桁行三〇メートルを測る大堂。後門形式の平面など真宗寺院本堂の典型を示す一方、矢来内を外陣より一段高め、余間まわりを円柱とするなど高い寺格も表している。力感ある軸部、壮大な内部、優れた意匠に工匠の高い力量が認められる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))川本家住宅倉庫大阪府茨木市上泉町1167

川本家住宅倉庫

店舗兼主屋の西奥に南北棟で建つ。木造平屋建、桁行八・〇メートル梁間五・〇メートル、切妻造鉄板葺である。外壁は軒下まで杉皮張とし、小屋は和小屋を組む。東西面に出入口を設け、店舗兼主屋からのトロッコレールを引き込む。商家の生業の様態を伝える倉庫。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))川本家住宅離れ大阪府茨木市上泉町1167

川本家住宅離れ

店舗兼主屋の後方に渡廊下を介して建つ。屋根はやや起りのある入母屋造で桟瓦葺とし、東西に八畳と六畳を並べて縁を廻らせる。八畳はトコの左右に違棚と琵琶棚を配し、幅広の付書院を設ける。六畳もトコ棚を備え、いずれも銘木などを多用し趣向を凝らせる。