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大阪府・泉佐野市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))加支多神社拝殿及び幣殿大阪府泉佐野市鶴原1965
境内中央に南面して建つ入母屋造平入本瓦葺の拝殿。南に入母屋造妻入向拝を付し、北に両下造幣殿を接続する。拝殿正面は向拝両脇に格子窓を開け、楣と桁間の小壁に舟肘木と長押を装飾的に貼付ける。内部は一室で格天井張。重厚な本瓦葺屋根が境内景観を形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧朝日湯大阪府泉佐野市元町4535-1
孝子越街道に南面して建つ旧銭湯。片入母屋造平入桟瓦葺の脱衣場は庇中央を切上げ入口とし北に切妻造妻入桟瓦葺の浴室2棟、その北に土間の釜場を接続。西浴室は中央に御影石製の大浴槽を残し、上部はヴォールト天井を現すなど豪華なつくりの和洋折衷の銭湯。
国指定文化財(重要文化財)奥家住宅(大阪府泉佐野市南中樫井) 西土蔵大阪府泉佐野市南中樫井一九三番地
奥家住宅は,元和2年(1616)に帰農して当地に定着したとされる豪農の屋敷である。泉佐野市南端部の大阪湾沿岸に位置し、紀州街道に沿って屋敷を構える。主屋は、前身建物の部材を用いながら享保12年(1727)に建てられた。表門が19世紀前半の建築と推定され、東土蔵は棟札より明治3年の建築と判明した。西土蔵は既指定の東土蔵の西に接続し、取り合い部から明らかに古く、19世紀初期の建築と推定される。主屋は規模雄大で、居室部と客室部からなり、泉南地方の大型民家としての価値が認められる。土蔵、塀は建物と一体的な価値を有し、屋敷の構成や景観も高く評価される。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))蟻通神社太鼓橋大阪府泉佐野市長滝806他
表門手前の池に架かる石橋。橋長三・九メートル幅員二・六メートルの桁橋で、中央の橋脚にアーチ状の桁を架けて太鼓橋形式とする。橋面両側にアーチ状の石製高欄を組み、前後に袖高欄を設け、高欄の込栭を分銅形に作る。参道に趣を添える石橋である。