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大阪府・河内長野市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))地蔵寺山門大阪府河内長野市清水111-甲他
真言宗寺院の表構えとなる一間一戸薬医門。石段を登った先を花崗岩切石敷とする。切妻造桟瓦葺、軒は疎垂木で裏板流板張。男梁に板蟇股を載せ、女梁は絵様繰形付で、八双金具付板扉を吊る。全体に端正な造りで、境内の落ち着きある歴史的景観を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))地蔵寺庫裏大阪府河内長野市清水111-甲他
景勝地の真言宗寺院山門脇にある庫裏。切妻造平入桟瓦葺、妻壁に木瓜形窓を見せる。入母屋造式台玄関を構え、虹梁蟇股にホトトギスを彫る。内部は縁を巡らした六間取座敷と元土間の台所からなる。均整の取れた大屋根が奥行きある参道の境内景観を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))地蔵寺鍾馗堂大阪府河内長野市清水111-甲他
真言宗寺院本堂北側に接続する仏堂で、鍾馗印の藤澤友吉商店が寄進。入母屋造妻入桟瓦葺。正面濡縁付、脇間に火灯窓を構える。内部は三間四方格天井畳敷、奥に仏壇を設ける。亀腹はコンクリート造。境内に瓦葺屋根を連ねて景勝地の歴史的景観となる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))地蔵寺本堂大阪府河内長野市清水111-甲他
ホトトギスの名勝で知られる真言宗寺院の本堂。宝形造桟瓦葺、元は茅葺。一軒繁垂木、柱上に絵様肘木を置く。内部は円柱を立てた中央間を折上格天井の板敷とし、背面奥に須弥壇を置く。須弥壇前に天女の板絵を吊し、他に雲形の板も伝わり荘厳に特徴有る。