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大阪府・藤井寺市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伴林氏神社若宮八幡宮社殿(旧澤田尋常小学校奉安殿)大阪府藤井寺市林三丁目400

伴林氏神社若宮八幡宮社殿(旧澤田尋常小学校奉安殿)

伴林氏神社本殿の西に建つ社殿で元は奉安殿。木造で一間社神明造、銅板葺で千木、堅魚木、鞭掛を備える。素木造で木柄太く、棟持柱は転びなく直立する。高欄付き榑縁を廻し、木階を設け擬宝珠付親柱を構える。木造奉安殿の希少な遺構で神明造による好例。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伴林氏神社手水舎大阪府藤井寺市林三丁目400

伴林氏神社手水舎

境内南の大鳥居外側西に位置する手水舎で、靖国神社手水舎を移築したもの。入母屋造銅板葺、二軒吹寄垂木、四隅に三本一組で円柱を立て、内法長押上に連子の欄間を嵌める。近代らしい洗練された意匠の大規模な手水舎で、靖国神社の遺構としても貴重である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伴林氏神社棟門及び透塀大阪府藤井寺市林三丁目400

伴林氏神社棟門及び透塀

本殿の北、東、西方を囲む透塀と棟門。基壇の葛石上に建ち本殿を囲む神域を形成する。透塀は銅板葺で、地覆と内法貫間に大和打の板を嵌める。北面中央を切り上げて開く棟門は、切妻造平入銅板葺で、中備に蟇股を掲げる。境内社殿群を構成して景観を整える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))伴林氏神社拝殿及び幣殿大阪府藤井寺市林三丁目400

伴林氏神社拝殿及び幣殿

式内社の本殿南に南面して建つ近代の大型拝殿。入母屋造平入銅板葺、三間の向拝に千鳥破風を載せる。正面五間、側面四間、奥に幣殿が突出し、翼廊を介し東に祭器所、西に神饌所を配す。台湾檜素木造、格天井御影石敷の広い土間で、近代らしい堂々とした造り。