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大阪府・東大阪市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))藤井家住宅東門及び土塀大阪府東大阪市東石切町五丁目500-1

藤井家住宅東門及び土塀

敷地東辺南寄りに開く門と、南北にのびて北は表門に接続する土塀。東門は間口一・八メートルの腕木門、切妻造桟瓦葺で、柱内に板戸両開とする。土塀は土を積み上げて表面をモルタル塗等で仕上げ、桟瓦を葺く。往時の屋敷構えと街路景観を伝える門塀である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))藤井家住宅表門大阪府東大阪市東石切町五丁目500-1

藤井家住宅表門

敷地北端の通り沿いに建つ。桟瓦葺屋根の東面を入母屋造とし西面は乾蔵に接続する。平面は西半を重厚な構えの門口としてケヤキ扉を開き、東半はもと供待である。外壁は中塗仕上げで腰を竪板張とし、供待に出格子窓を設ける。乾蔵と共に風格ある表構えを創る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))藤井家住宅納屋大阪府東大阪市東石切町五丁目500-1

藤井家住宅納屋

離れと米蔵の間に東西棟で建つ。桁行六・九メートル梁間三・九メートル、切妻造桟瓦葺で、北面に半間幅で吹放ちの土間を張出して屋根を葺下ろし、東寄りに出入口を開く。内部は土間で、小屋組に丸太を使うなど簡素なつくりになる、屋敷構えを構成する附属屋。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))藤井家住宅米蔵大阪府東大阪市東石切町五丁目500-1

藤井家住宅米蔵

敷地南東隅に南北棟で建つ。土蔵造二階建、桁行五・九メートル梁間三・九メートル、置屋根式の切妻造桟瓦葺で、西面の戸口に下屋を設け、木瓜を表す土戸を片引とする。外壁は中塗仕上げで鉢巻を廻らし、両妻に円窓二窓を穿つ。宅地後方の景観を形成する土蔵。