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兵庫県・芦屋市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))池浦家住宅表門兵庫県芦屋市翠ケ丘町139-1

池浦家住宅表門

通りに北面する表門。切妻造桟瓦葺の軒端を銅板一文字葺とする腕木門で、板扉に大きな斫り目を施し、門戸上部は格子欄間とする。控柱は名栗仕上。落棟とする左右袖塀は斫り目付の竪板張で西側に潜戸を開く。簡素な構成ながら丁寧なつくりとした屋敷の表門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))池浦家住宅主屋兵庫県芦屋市翠ケ丘町139

池浦家住宅主屋

六甲山南麓の住宅地に位置する海運会社役員の洋館付住宅。西側和館はつし二階建で、良材を用いる端正な座敷は床、床脇、付書院を備える。東側洋館は二階建で、ステンドグラスのモチーフに船など、階段廻りにチーク材を用い、海運商らしい特徴を示す郊外住宅。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧芦屋市営宮塚町住宅兵庫県芦屋市宮塚町89-1

旧芦屋市営宮塚町住宅

芦屋駅南東に位置する、戦後の住宅不足対策で建てられたもと市営住宅。公営住宅標準設計52FC型を基本とするが、外壁は凝灰岩とコンクリートブロックを交互に積重ねる。間取は台所と居室二室からなる。戦後復興期の地方公営住宅の様相を示す希少な遺例。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))芦屋仏教会館兵庫県芦屋市前田町100-1

芦屋仏教会館

丸紅商店社長の伊藤長兵衛の寄附により建てられた。鉄筋コンクリート造四階建で、近代建築に東洋風・印度風の細部意匠を取り入れたものとされる。外観はホールの上下に対応して三階で見切りを入れて二層構成とし、様々な意匠を破綻なくまとめている。