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兵庫県・多可郡多可町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))極樂寺仁王門兵庫県多可郡多可町八千代区中野間字門上213-3

極樂寺仁王門

山裾の境内東端に建ち、三間一戸楼門、入母屋造本瓦葺である。下層柱筋の組物は三斗上に舟肘木をおいて天井桁を受け、また皿斗付大斗や肘木鼻の繰形などに大仏様の細部を取入れる。さらに棟通りの虹梁上に瓶を模した大瓶束をおくなど、独特な形態をもつ楼門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))楊柳寺仁王門兵庫県多可郡多可町八千代区大和字前田776-1

楊柳寺仁王門

境内下段の入口に南面して構える、三間一戸楼門、入母屋造本瓦葺。軸部は貫で固め、上層の組物は二手先、軒は二軒繁垂木である。皿斗付大斗や挿肘木の使用、通肘木鼻の繰形などに、大仏様の影響が認められる。古刹の正門に相応しい、均整のとれた楼門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))楊柳寺本堂兵庫県多可郡多可町八千代区大和字東谷774

楊柳寺本堂

境内上段に建つ。桁行五間梁間四間半、向拝一間、入母屋造銅板葺である。梁間二間分の外陣は虹梁四筋を架けて格天井を張り、桁行三間梁間二間の内陣に大型の厨子を安置する。後陣と右脇陣は半間幅の下屋とする。山中に建つ本格的なつくりの天台宗寺院本堂。