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奈良県・生駒市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))冨田家住宅井戸屋形奈良県生駒市高山町3830
通りから長屋門に致る坂道の東側に西面して建つ。一間四方の規模で、切妻造桟瓦の屋根をかけ、東・北の二面は中塗仕上げとする。西と南の二面を開放し、西面には曲材の梁を架ける。高台に位置する敷地の中で重要な役割を果たす建物で、敷地景観を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))冨田家住宅味噌部屋奈良県生駒市高山町3830
敷地北面、主屋の東側に南面して建つ。切妻造桟瓦葺、木造平屋建。桁行二間、梁間一間半の規模で、外観は真壁の漆喰仕上げ、内部は土間で天井を張らない簡易な作りとする。主屋土間の背戸口脇に位置し、食品を貯蔵していたと伝える。敷地景観の一画をなす建物。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))冨田家住宅離れ奈良県生駒市高山町3830
敷地北面に建ち、西南隅を北道具蔵に接続する。切妻造桟瓦葺、木造平屋建で、小庭を挟んで主屋と対面する。外観は中塗仕上げ、内部は東から六畳間、風呂、便所を配する。主屋から連なる内向きの居室空間で、簡素な造りが明治期の日常生活の様相を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))冨田家住宅北道具蔵及び北寝間奈良県生駒市高山町3830
南道具蔵及の北側に軒を連ねて建つ。切妻造本瓦葺、土蔵造二階建の北道具蔵と南側に付属する北寝間からなる。北寝間は六畳一室で、西面に張出縁を設けて石垣下を広く眺めることができ、東面は縁を介して主屋と接続する。道具蔵は二階建で、食器などを収める。