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奈良県・生駒郡安堵町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))荘司家住宅米蔵奈良県生駒郡安堵町大字西安堵810-1
屋敷地東方、旧集落環濠で隔てた敷地北寄に南面して建つ。切妻造桟瓦葺で、南面に下屋を付す。外壁は漆喰を軒先まで塗込めて鉢巻を廻し、西、北、東面は腰に竪板を張る。内部は東西二室を分かれ、小屋を和小屋組とする。旧家の屋敷構拡張の様相を今に伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))荘司家住宅土蔵奈良県生駒郡安堵町大字西安堵790
敷地北東に建つ道具蔵。東面入母屋造、西面切妻造の桟瓦葺で、南面で別座敷、新座敷の廊下に接続する。外壁は漆喰塗で、腰は西面を海鼠壁、他を竪板張りとする。内部は板敷で壁を漆喰塗とし、小屋は和小屋組とする。内蔵と共に敷地北辺の屋敷景観を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))荘司家住宅内蔵奈良県生駒郡安堵町大字西安堵790
主屋北側に接続して建つ道具蔵兼文書蔵。方二間の平面を成す置屋根形式の土蔵造本瓦葺で、西、南、東の三方に下屋を廻し、西面南側に戸口を開く。外壁は漆喰塗で軒裏も塗込め、軒下に鉢巻二段を廻して腰を竪板張とする。敷地北辺の屋敷構の一角を構成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))荘司家住宅新座敷及び稲納屋奈良県生駒郡安堵町大字西安堵790
敷地東辺南側に建つ。北側切妻造の新座敷と南側入母屋造の稲納屋から成り、東面中程に米蔵敷地へ至る切妻造の渡屋根、西面中程に別座敷に至る塀を付す。新座敷は上質な床構えを備え、稲納屋は長屋門風に東西に戸口を開く。旧環濠沿いの集落景観を今に伝える。