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奈良県・吉野郡吉野町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))北岡本店酒蔵西棟奈良県吉野郡吉野町大字立野349

北岡本店酒蔵西棟

北岡本店敷地を東西に分かつ千股川の東岸沿いに増築した戦前期の希少な鉄筋コンクリート造酒蔵。建物北東辺を東棟に接し、高低差により二階部分が東棟一階と接続する。主に貯酒を担い、柱と梁の架構がルール化され、東棟より改良された構造となっている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))北岡本店酒蔵東棟奈良県吉野郡吉野町大字立野349

北岡本店酒蔵東棟

吉野川の河岸段丘に敷地を構え、酒造業を営む北岡本店が類焼した木造酒蔵跡に建築した戦前期の希少な鉄筋コンクリート造酒蔵。主に貯酒を担い、敷地に合わせて十二角形をなす複雑な平面形状で架構も自由。桶を上げるペントハウスを設け屋上を作業場とする。

国指定文化財(重要文化財)吉野神宮 参集殿奈良県吉野郡吉野町大字吉野山

吉野神宮 参集殿

吉野神宮は、吉野山の北部に位置し、同地に吉野朝廷を構えた後醍醐天皇を祀る神社として明治中期に創建された。大正末から昭和初年にかけて整備された境内は三つに区画され、本殿に向かって地盤面を高める配置は巧みで、建物を接続してできた複雑な屋根構成は豊かな社頭景観をつくる。細部意匠には、近代的な創意が認められ、意匠的に優秀でる。内務省神社局の直営に係る、近代日本に相応しい神社建築を追求した角南隆が設計した、最初期の神社として歴史的にも重要である。

国指定文化財(重要文化財)吉野神宮 裏鳥居奈良県吉野郡吉野町大字吉野山

吉野神宮 裏鳥居

吉野神宮は、吉野山の北部に位置し、同地に吉野朝廷を構えた後醍醐天皇を祀る神社として明治中期に創建された。大正末から昭和初年にかけて整備された境内は三つに区画され、本殿に向かって地盤面を高める配置は巧みで、建物を接続してできた複雑な屋根構成は豊かな社頭景観をつくる。細部意匠には、近代的な創意が認められ、意匠的に優秀でる。内務省神社局の直営に係る、近代日本に相応しい神社建築を追求した角南隆が設計した、最初期の神社として歴史的にも重要である。