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岩手県・大船渡市

国指定文化財(重要無形民俗文化財)吉浜のスネカ大船渡市三陸町吉浜

吉浜のスネカ

吉浜のスネカは、岩手県大船渡市三陸町の吉浜地区に伝承されている来訪神の行事で、奇怪な面を着け、藁蓑などをまとったスネカと呼ばれる異装の者が小正月の夜に地区内の家々を訪れて、怠け者や泣く子を戒める行事である。(※解説は指定当時のものをもとにしています)

国指定文化財(重要有形民俗文化財)大船渡のまるた大船渡市末崎町字大浜221-86

大船渡のまるた

 大船渡のまるたは、古来から大船渡湾内での漁撈に用いられてきた丸木舟である。船体が重く波風に流されることが少なく、安定性もあるため、大正期までは大船渡湾内で盛んに使われていた。
 このまるたは、刳り抜き一木造りで、長さは6㍍、最大幅は79㎝で、材はキンヒバ材を利用している。指定時に推定70~80年を経過していたが、使用に耐えうる唯一のものであった。